蜜ろうキャンドル

 「こびとのへや」と「きららの森」の幼児クラスの度に使う蜜ろうキャンドルが皆チビチビになってきた。今日やっと、クレヨンハウスに行けたので、ろうそくの芯を買ってきた。
 子どもたちが小さい頃は仲間とよく作ったものだが、しばらく作っていなかった。長年お話のお供をしてきてチビになったろうそくたちに「ごくろうさま」と声をかけてアルミ缶の中にいれ、湯せんにかける。





 午前中、京田辺まで池末みゆき先生のライゲンの講座を受けに行き、先生のライアーによる「こもりうた」のCDを買って来て聴いていたせいだろうか、珍しくわが家のリビングにゆったりとした時間が生まれた。蜜ろうキャンドルはこんなゆったりした気持ちでないと作れない。長年取りかかれなかったのは、心のゆとりがなかったせいかもしれない。
 溶かした蜜ろうの甘い匂いがキッチンに立ちこめ、わが家の子どもたちが幼かった頃を思い出した。
 今週からはこの生まれ変わったキャンドルでお話をしよう。