陶芸の里で

 今日は私の誕生日。自分にごほうびのつもりで友人を誘い、前から行きたかった兵庫陶芸美術館の「マイセン磁器の300年」展に行ってきた。
http://www.mcart.jp/23/exhibition/maisen/maisen.htm
日本や中国から伝わった磁器が、ドイツの職人の手によって西洋の磁器に変容し、独自の文化になっていったのがよくわかった。それにしても、なんて美しい!時代とともに
その形を変えながら今に伝わってきた様子も見ることができた。それから音楽と同じで、
始めは王侯貴族のものだったのが、時代とともにだんだん市民階級に広まっていったということも。磁器を見ながら、当時の音楽を思い浮かべ、そのころの暮らしに想像の翼を広げた。
 友人と積もる話をしながら地場野菜をふんだんに使ったイタリアンのランチバイキングをいただき、近くの画廊で美しい風景の写真展や丹波焼の陶器も観賞し、山の新鮮な空気を深呼吸し、秋を満喫した一日だった。
 いい誕生日だった。感謝!