チャリティーコンサート

 長年会報だけ取っている「アジア協会アジア友の会」のチャリティコンサートに初めて行ってきた。私の大学の先輩にあたる瀬田敦子さんのピアノコンサートだ。
 いつものコンサートと違うのは、受付で「ご支援にありがとうございます」と言われたこと。そうか、コンサートに行くだけで「支援」になるんだ。
 前半はショパン生誕200年にちなんで有名なショパンの名曲のプログラム。後半は瀬田敦子さんの十八番ばかりを集めたプログラムで聴き応えたっぷり。アンコールも大サービスであっという間の2時間だった。
 瀬田さんはタイに住み、ピアノの演奏活動と教育活動もされている。このチャリティコンサートは阪神淡路大震災で友人を失った瀬田さんが、2001年インド西部地震被災者の様子に心を痛め、何かお役に立ちたいと「アジア協会アジア友の会」に電話をかけたのが始まりで、それから10周年になるそうだ。収益は経済的な理由で学校に行けないアジアの子どもたちの支援になるそうだ。
http://www.jafs.or.jp/news.html

 音楽をすることがどうすれば社会的な活動に繋がるのか、ひとつの解答を見せてもらった。何か大きなヒントをもらった気がする。