音楽する身体

 「きららの森の学校」で授業をしているなかで、私はいったい何をしているんだろう?と漠然と思っていたら、先日の夏のキャンプで「音楽する身体を作る」という言葉が出てきた。そうだ、これだ、今までやろうとしていきたことはこれだったんだ、と確信した。
 きのうは大阪市内でオイリュトミー公演を見てきた。今回のは地水火風の四大の霊をテーマにした公演で、非常に興味深く、これから自然界を見る目が変わるような体験だった。
 今日は新大阪で、ハンガリーコダーイシステムの合唱法を学ばれた陣内直先生の合唱講座。長調短調の調性が出来上がる以前の、教会旋法と呼ばれる音列を使った曲を中心に、朝から晩まで音楽の時間。なんて至福の時だったろう!歌はやはり音楽の原点。授業に生かせる要素がたくさんあった。何より、「音楽する喜び」に満たされた時間だった。
 「音楽する」ってどういうことか?おいおい言葉を見つけていきたい。