きららの森の学校

 毎月第2・第4土曜日の午前中、川西の「きららの森の学校」に行くようになってこの秋で丸8年になる。当事5才児だった子がもう中学生! いつのまにか月日がたったなあ。
 この月2回だけの学校は、友人のYさんが、子どもたちがキラキラ輝く場を作ろうと呼びかけ、「主にシュタイナー教育から学んでいます」という以外は全て教師にまかされている。何をやってもいい場なのだ。けれど、マニュアルもカリキュラムもなく、全て1から創りあげていくのは、やりがいもあり面白くもあるが大変なことなのだ。何より、あずかっている子どもたちへの責任はひしひしと感じている。最初の2〜3年は本当に毎回必死で授業案を練り、終わるとへとへとになる日々だった。
 この間、アウディオペーデ(「聴く」器官の養成/療法的音楽教育)という貴重な学びのコースに出会い、関東・ドイツにも研修に出かけ、試行錯誤してきた。阿蘇にお住いの池末みゆき先生との出会いもあった。そして何より、毎回の授業で子どもたちからたくさん学ばせてもらってきた。
 始めは幼児クラスだけだったのが小学生クラスも受け持つようになり、少しずつやるべきことが見えて形になってきた。このごろは、充実感を感じることが多くなってきた。そして4月から自宅でも始めた幼児クラス「こびとのへや」にも少しずつ小さな生徒さんがみえるようになった。週に何回か幼児さんのクラスをするようになると、だんだんこなれてきて余裕がでてきたように思う。
 こんど、7月16日には4時過ぎから、近所の「若北会館」を借りて「こびとのへや」の一日無料体験の会を開く。自宅ではせいぜい1クラス3人までしかできないのだが、少し広い場所で新しい子どもたちとの出会いを願っている。
 というわけで、知り合いで興味のありそうな方がいらしたら、是非声をかけてくださ〜い。よろしくお願いします。