梅雨入り

 とうとう梅雨に入った。しばらくは鬱陶しいけれど仕方がない。
でも雨続きでもいいこともある。まずは幼児さんのクラス。雨を題材にした歌や遊びにはことかかない。輪になって「雨こんこん・・・」と歌いながら大急ぎで真ん中の(架空の)傘の下に潜りこむ遊びはみんな大好きだ。カタツムリの歌もたくさんある。そして何より子どもたちは雨も大好きだ。長ぐつとレインコートさえあれば、多少の雨などへっちゃら!ずぶずぶと水溜りに入っていくのがきらいな子なんているかしら?
 そして私の大好きなツバメたち。今日などはもう巣には1羽も見えなくて、梅雨の合間をぬって飛ぶ稽古に精を出していた。若いツバメの飛び方は地面すれすれの低空飛行から木立の上あたりまで飛び上がり、ぐるっと旋回してまた降りてくるのですぐわかる。同じコースを何度も何度も繰り返し旋回している。けれど飛び方はもう、いっぱしのツバメだ。それにしても鳥たちは卵から孵って2週間ほどでもう飛べるんだなんて、なんて楽な子育てだろう!