1月6日
 今日は今年初めてのピアノのレッスン。かわいい生徒さんたちが来てくれた。休みもいいが、子どもにレッスンしている時のほうが楽しく、充実している。子どもは10人いれば10人違う。全く違う。当たり前かもしれないけれど、それを忘れてレッスンなどできない。同じ年で同じ頃に始めても、子どもによって楽器との関係が全く違うのだ。持って生まれた素質や才能、気質などに加えてその子が育つ家庭や地域の環境などなど、その要因は書ききれないほどだ。そしてもしかしたら、もしかしたら前世でその子がどれだけ音楽に関わっていたか、にも因るのかもしれない、と最近つくづく思う。いずれにせよ私の役目は、どの子どももその子らしさを最大限に生かしてピアノが弾けるように導くこと。なんとやりがいのある仕事である。