コンサート三昧

この週末はコンサート三昧だった。昨日は友人らが歌うグレゴリオ聖歌ルネサンスのミサ曲のコンサート。今日は神戸のセント・マーティン・オーケストラの定期演奏会。2日続けて生の音楽を聴き、いい気分だ。昨日は子どもの頃に何度か行ったことのある夙川教会、今日は住吉の「うはらホール」、どちらもお洒落して神戸線で行く。私は歌はもっぱら子どもたちに歌うので満足。でも学生時代に2年間だけヴィオラを弾いていたオーケストラの楽しさが忘れられなくて、いつかまたやりたいと思っている。今日のコンサートはその下見も兼ねて。練習場所が前日の友達の合唱団が練習しているのと同じ、御影の「母の家ベテル」のチャペルというのが気に入った。響きがいいのだ。日本にはヨーロッパのように響きのいい場所がなかなかない。今日の演奏もそのせいか、最後の音の余韻がきれいだった。私も入れるかな?長年ブランクがあるし。音楽家の端くれとして足を引っ張るのは嫌だし。耳には自信があるけれど技術には自信ないし…。いろいろ考えるけれど、演奏する人たちを見ていると亡くなった何人かの同世代の友人の顔が思い浮かんで、生きてるうちにやりたいことをやるほうがいいのかな、と思ったり。今はもうしばらく仕事一筋のほうがいいのかな、あれこれ手を広げるとぶれるかな、と結論は出ない。老後にはもうひとつやりたいこともあるしなぁ。何でも器用にこなせるほうでもないし…。悶々としています。