犬のしつけ

 今日、いつものようにティファニーと緑地公園を散歩していたら、スマートな2匹の犬に出会った。前にも何度か会ったことのある犬たちだが、今日は飼い主さんの投げたボールを勢いよく何度も何度も取りに行っていた。ティファニーがなぜか動かないので、しばらく飼い主の女性と話をした。ほんとによくしつけてあって、私たちが気になってボールをそこらへんに置いて挨拶に来た犬たちに彼女が、ちゃんとボールをケースに入れなさいと言うと言う事をきく。大きい方の犬はもう12才だがとても元気で病気ひとつなく、よくできた子だと誉め、「誉めてるのよ、thank youは?」と言うとちゃんと「Wan!」とお礼をいう。一番驚いたのは、「ボールの後のいつもの朝ごはん」の前に「お祈り」をすること。彼女が「お祈り」というと2匹ともちゃんと前足をあげ、それから食べはじめる。ヘタをするとわが家の子どもたちよりよっぽどお利口さんだ。
 アメリカに30年住んでいたというその方は、犬のしつけも英語だった。飼い主が愛情をかければ犬たちは必ず答えてくれると言われ、召使のように犬たちの世話をしていると言われていた。ティファニーはごはんの前の「おすわり」「お手」「ふせ」を順番どおりにしかできないところを見ると、飼い主の愛情のかけ方が足らないかなぁ?